これら不満の声が上がる理由として、節税の提案はできても、経営改善の提案はできない税理士さんが多かったり、お客様が求めるもの（例えば、経営改善や節税に対するアドバイスが的確で会社にとって利益あるいはキャッシュを生んでくれるとか）を満たせていなかったりすることなどが挙げられます。

今、中小企業の経営者から税理士に求められているのは、相談相手（参謀）や経営改善の提案です。これがどれだけ出来るかによって経営者の要望と税理士の能力のギャップを埋められ、不満の解消に繋がってきます。税理士自身が自らの価値をもう一度見つめなおす必要が出てきているのかもしれません。